ブックタイトル金沢大学広報誌|アカンサス No.46
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金沢大学広報誌|アカンサス No.46
実践的な学びで未人間社会学域地域創造学類地域プランニングコース必修科目まちづくりインターンシップより良いまちづくりを実現するためには,地域の実態を把握することが不可欠です。本授業科目では,2年次の夏休みに自治体やまちづくり活動団体の活動を実際に体験。地域が抱える課題に対してどのように取り組んでいるかを学ぶとともに,地域の魅力の生かし方や地域課題への対応策について学生自ら検討して提案します。現地での活動終了後,インターンシップ受け入れ先や学内での報告会などを通じて活動を振り返り,自身の今後の学びやキャリア形成につなげます。参加学生の声人間社会学域地域創造学類2年まこ(左から)堀池雄斗さん,清水眞瑚さん,みさと大倉宏介さん,石黒美理さん私たちは,石川県鹿島郡中能登町と七尾市に2週間滞在し,地域の魅力発信を目的としたボードゲーム制作に取り組みました。地域特有の歴史や文化,人々の思いを深く理解するため,制作前には聞き取り調査をうさまけた実施。調査結果を基に,神の化身「鵜様」を七尾市から羽咋市の気多大社まで運ぶ伝統行事「鵜様道中」を題材にしたすごろくなどを制作しました。盤面の布地には,中能登町が誇る繊維産業のプリント技術を活用して色を施しています。活動を通して,まちづくりでは地域の人々の声を直接聞いた上で,地域に合った方策を考えることが大切だと再認識しました。制作したすごろく聞き取り調査で機織りを体験本プログラムに参加した平成30年度卒業?修了生53名のうち,日本企業就職希望者48名全員が日本企業から就職内定を獲得!文部科学省「留学生就職促進プログラム」採択事業「かがやき?つなぐ」北陸?信州留学生就職促進プログラム本学と信州大学が共同で実施する本プログラムでは,北陸?信州地域の自治体や産業界との連携の下,外国人留学生を対象にビジネス日本語教育?キャリア教育?インターンシップを軸とした教育カリキュラムを展開しています。これにより,高い専門知識と技術を有するだけでなく,日本の企業文化や地域特性を理解した高度職業人材を育成します。また「企業,&留学生の北陸寺子屋」などの開催を通じて,地元企業と外国人留学生を結び付け,地域への定着による産業活性化に貢献しています。参加学生の声きん大学院人間社会環境研究科人文学専攻博士前期課程2年金たん丹さん日本企業に就職するため,日本の就職活動や働き方の特徴を深く理解したいと考え,本プログラムに参加しました。ビジネス日本語の授業の一環で就職活動について学び,能力や学歴に加え,価値観や経験が重視される点に母国である中国との違いを感じました。就職アドバイザーの指導もあって就職活動が円滑に進み,就職内定につながったと思います。また,北陸寺子屋にも参加し,日本企業における日本人?外国人社員間の意思疎通トラブルの事例を基に,企業の方々と対応策を議論しました。文化的背景や考え方の違いを互いに受け入れることが,円滑な意思疎通の第一歩になると実感しています。Check!企業&留学生の北陸寺子屋外国人留学生と企業人を対象に,両者の相互理解を促すことを目的としたワークショップ。外国人留学生は日本企業の魅力を知り,企業人は外国人との働き方を理解する機会となっています。4 46