8月8日,角間キャンパスにおいて公開講座「金属の鋳造実験(油粘土の型にとけたスズを流して固めよう)」を実施し,小学生から70代の15名が受講しました。
はじめに,講師の理工研究域機械工学系の宮嶋陽司准教授が,金属の定義や構造についての講義を行いました。続いて,スズを使った鋳造実験では,鋳造で使用する液体窒素の性質を学ぶためのデモンストレーションや鋳造の方法についての説明の後,受講生らは,粘土を使って溶けたスズを流し込む型の制作を行ったり,持参した小物で型を取った置物や小型のカップなどを作りました。
受講生からは,「少し失敗したけど,とても楽しかった」「実験内容に沿った講義で見入ってしまった。実験自体も結果がリアルで面白かった」などの感想があり,身近な存在である金属について理解を深める機会となりました。
講師:理工研究域機械工学系 准教授 宮嶋 陽司