7月13日から15日の3日間,人間社会4号館にて公開講座「フレスコ壁画の制作」および「モザイクの制作」を開催し,高校生から80代の15名が参加しました。
はじめに,講師を務める人間社会研究域学校教育学系の大村 雅章教授が各技法の解説を行い,作業工程を説明しました。
「フレスコ壁画の制作」では,中世イタリア絵画のフレスコ画技法を学び,模写をしました。また,当講座にて過去制作した作品を対象に,修復作業も同時に行い,画布を熱湯で剥す技法についても学びました。
「モザイク画の制作」では,ローマ時代やビザンチン様式のモザイク画技法の解説を受けた後,大理石を小さくカットし,テッセラという石を漆喰で組み上げ,それぞれの作品を仕上げました。
受講生からは,「今後,モザイク画を見るときの視点が変わりそうです。旅行などの楽しみ方が増えた」「サポートの学生さんにも親切にしていただき,楽しい時間を過ごすことが出来た」という感想が聞かれました。
講師:人間社会研究域学校教育系 教授 大村 雅章