4月20日,かくまちプラザにて公開講座「古文書講座-中級編-(第1回)」を実施し,50代から90代の33名が参加しました。
はじめに,講師の人間社会研究域人文学系の上田長生教授が,能登半島地震の被災地において文化財レスキュー事業が始まり,「いしかわ歴史資料保全ネットワーク(いしかわ史料ネット)」が立ち上がったことを紹介しました。
次に,江戸時代に砺波郡の十村であった菊池家の「御用方旧記」を取り上げ,浪人,物貰い,あるいは賭け事を行う者を取り締まる幕府の御触書を解説しました。
これから全4回の講座を通して,加賀藩領の農村や城下町金沢についての理解を深めていきます。
講師:人間社会研究域人文学系教授 上田 長生