ブックタイトル金沢大学広報誌|アカンサス No.44
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金沢大学広報誌|アカンサス No.44
未来を紡ぐ理工学域生命理工学類生命現象のことわりに向き合いたい医薬保健学域創薬科学類薬学の力で多くの人を救う研究者に微生物や細胞の形?動きなど,顕微鏡を通して自分の目で見た時の感動が忘2年坂井孝嘉さんれられず,分子?細胞レベルから生態系レベルまで生命現象に潜む神秘を探究したいと思っています。生命理工学類での学びは生物学や化学,地理学などさまざまな学問が密につながり,複合的な視点が求められます。また,理工学域能登海洋水産センターや環日本海域環境研究センター臨海実験施設での実習もあり,研究成果と結び付く学びができることも知的好奇心をくすぐります。今後,講義と実習?実験の両面で理解を深め,多様な生命現象を考察できる力を身に付けていきたいです。アレルギー治療で幼少期から服薬を続けているため,漢方薬を含むさまざまな2年小林廉さんくすりの作用メカニズムを解明したいと思い,研究者の道を志しました。アドミッション?オフィス(AO)入試で入学すると,ラボローテーションによる研究体験が早くから始まり,これまでに薬物代謝やDNAに関する実験,有機化合物の構造解析などを行う中で研究の楽しさを実感しています。また,先生方の研究姿勢に触れ,将来の研究者像を描きながら時間をかけて研究者の土台を築いていけることも魅力です。現代の科学が届いていない病に苦しむ人々を救う創薬研究者を目指します。理工学域能登海洋水産センターラボローテーションつくも今年度,能登半島の九十九湾沿岸に,滞在型の教育研究環境を備え,海洋生物資源の基礎および応用研究を行う拠点として誕生しました。生命理工学類の実習などにも活用されます。専門分野が異なる複数の研究室を順番にローテーションして,研究の最前線を体験します。創薬科学類では3年次後期から科目を設けていますが,AO入試入学者は1年次後期から始まります。Pick up!金沢大学の学びの特徴学域学類制グローバル人材の育成学部?学科の垣根を越え,幅広く柔軟な学びを可能とします。3学域17学類の下,基礎を学びながら,自身の専門を深く主体的に学んでいくことができます。人間社会学域●人文学類●法学類●経済学類●学校教育学類●地域創造学類●国際学類本学は,グローバル社会で活躍する「金沢大学ブランド」人材を育成するため,英語による授業やアクティブ?ラーニングを展開しています。学生は,社会で求められる生きた英語力や,自ら考え伝える主体性を自然と身に付けることができます。●数物科学類●電子情報通信学類理工学域●物質化学類●機械工学類●地球社会基盤学類●生命理工学類●フロンティア工学類医薬保健学域●医学類(6年制)●薬学類(6年制)●創薬科学類●保健学類英語による授業の様子アクティブ?ラーニングの様子445