ブックタイトル金沢大学広報誌|アカンサス No.38

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金沢大学広報誌|アカンサス No.38

38 13金沢大学で活動するサークルやプロジェクトをピックアップして紹介します。輝く金沢大生CIRCLE&PROJECT護身術として知られる合気道は,攻撃されたことを想定して技の型を磨く武道です。動作は突き詰めればどれも奥深く,稽古を重ねることで技を決めるコツをつかみます。金沢大学合気道部では,師範が日々の稽古や合宿に立ち会い, 指導します。張り詰めた空気の中で行われる稽古では,師範自ら部員に技をかけることも。北陸地区国立大学体育大会合気道演武会などの演武会でキレのある技を披露するため,部員たちは真剣に稽古に取り組みます。互いに技をかけ合う際も遠慮はありません。先輩が教える側に立っても, 自分の技を見直すチャンスと捉え, 先輩と後輩が切磋琢磨し, 技術向上に努めています。新入生歓迎演武会と金大祭では,日常生活で起こり得るシチュエーションを想定した寸劇に合気道の技を織り混ぜて披露し,合気道の知名度向上を図っています。「もっと合気道を身近に感じてもらえたら嬉しいです」と主将の野尻晴太さん(機械工学類3年)。厳しい稽古を重ね体得した, 清々しい程の熟練した技で見る人の心を捉え,合気道をさらに身近なものにすることを彼らは目指しています。熟練した技を披露し,合気道を広めたいCIRCLE 合気道部子どもたちと一緒に公園でドッジボールメンバー同士でゲームのシミュレーションをします「子どもが大好き!」そんな学生が集まった子ども会サークルつみきは,毎週土曜日に金沢市内の公園で小学生と遊ぶ活動を行っています。春にはハイキング,夏にはキャンプの季節行事を行い,子どもたちと一緒に楽しみます。行事で行うゲームはルールから小物に至るまで全て手作り。事前に開催場所を下見して,子どもたちが楽しく安全に過ごせるかの確認もするなど, 隅々まで子どもたちを思う気持ちで溢れています。公園で遊ぶ際には,子どもたちからドッジボールの投げ方や流行りのゲームを教えてもらうこともあり, 子どもたちとのコミュニケーションを大切にしながら視野を広げています。また,単に遊ぶだけでなく,遊んだ後は片付けるということを習慣にしてもらうため, 後片付けは子どもと一緒に行うことを心掛けています。「これからも子どもたちに喜んでもらうことを一番に考え活動していきたい」と代表の山田楓さん(経済学類2年)。子どもたちの元気に楽しく遊ぶ姿が,彼らの活動の原動力になっています。子どもの目線で触れ合うことを大切にして活動を積み重ねてきたからこそ, 子どもたちや保護者から厚い信頼を得ているつみき。彼らはこれからもさらに活動の輪を広げていくことでしょう。子どもの目線で触れ合うCIRCLE 子ども会サークル つみき昇段審査で稽古の成果を披露共に稽古し, 高め合う仲間たち

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