ブックタイトル金沢大学広報誌|アカンサス No.37
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金沢大学広報誌|アカンサス No.37
37 11College of Medical,Pharmaceutical and Health Sciences理工学域College of Science and Engineering機械工学類4ローラ式卓球マシンを研究開発酒井忍助教の研究グループが,高性能卓球マシンの開発に成功しました。十字型に配置した4 つのローラにより,ドライブやカット,チキータ(ジャイロボール)など卓球のすべての球種を任意の球速で発射できます。今後,発射性能をさらに向上させ,リオオリンピックの活躍で注目を集める日本の卓球界を技術面で応援します。物質化学類第3回物質化学専攻フォーラムを開催10月31日,第3回物質化学専攻フォーラムを開催しました。本フォーラムは,学類生?大学院生?教員間の交流や研究活動の活性化を促進することを目的として,毎年行っています。今回は物質化学系の教員と博士後期課程の大学院生による講演が7件,大学院生によるポスター発表が32件あり,活発な討議と研究交流が行われました。大学院生によるポスター発表金沢大学3学域?16学類から最新のとれたて「旬」な情報が届きました!イベントや近況,注目の研究などバラエティに富んだ金沢大学の現在を身近に感じてください。電子情報学類セキュリティ?ミニキャンプを開催12月3日,4日に,電子情報科学専攻は他大学などと共同で,セキュリティ人材育成プログラム「セキュリティ?ミニキャンプ in 北陸 2016(金沢)」を開催しました。初日の一般講演には70名以上が,2日目の専門講座には30名が北陸内外から参加し,コンピュータの動作とセキュリティ技術の実践について理解を深めました。薬学類?創薬科学類医学展に薬学ブースを出展薬学を身近に医学展の薬学ブースに, 学類3年生が参加しました。ブースでは,風邪などの症状に用いられる漢方薬?小柴胡湯(しょうさいことう)の試飲と,同薬に使われている生薬の観察,ブロッコリーをすりつぶして行うDNA 抽出実験,薬についてのクイズ大会を実施。多くの来場者がブースを訪れ,薬学を身近に感じてもらう良い機会となりました。DNA の抽出に取り組む保健学類療育に関わる母親の健康サポート会を開催横川正美准教授は,療育に関わる多忙な母親の健康を考える活動をとおして学生の地域志向感性を育てることを目的に,難聴児を持つ母親の健康サポート会を開催しました。理学療法学専攻の学生11名は,参加した母親10名の体力を測定し,普段の姿勢について簡単にアドバイス。子どもたちとも楽しく交流しながら,母親の健康を応援しました。体力測定の様子数物科学類学類生がインドネシア短期留学で国際交流を体験!数物科学類は毎年インドネシアのバンドン工科大学と交流プログラムを実施しており,今年度も6名の学類生が約2週間同大に留学しました。学生らは,バンドン工科大生とともに数学?物理学?計算科学の講義を受けるなど国際交流。また,バンドン市周辺を巡り,日本では経験できない知的な刺激を受け,その視野を広げました。バンドン工科大学で開かれた送別会自然システム学類大谷吉生教授が工業標準化事業表彰で経済産業大臣表彰を受賞経済産業省平成28年度工業標準化事業表彰において,工業標準化への顕著な功績を挙げたとして,大谷吉生教授が経済産業大臣表彰を受けました。大谷教授は,JISの原案作成委員長としての尽力のほか,日本工業標準調査会の専門委員を務め,中核的かつ主導的な立場で国際標準?国内標準を推進したことなどが評価されました。環境デザイン学類微生物の力で環境浄化!次世代型環境技術を研究開発バイオリアクター装置(左)と微生物の蛍光顕微鏡画像(右)水環境工学研究室では,微生物の力で下水や排水などの有害汚濁物質を無害でクリーンな物質に浄化する環境浄化技術(バイオリアクター)の開発に取り組んでいます。環境浄化に関与する微生物は99%以上が未知のものであり,その生態もまだまだ謎に包まれているため,心躍らせるような微生物を新たに発見することも夢ではありません。