ブックタイトル金沢大学広報誌|アカンサス No.36
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金沢大学広報誌|アカンサス No.36
36 13金沢大学で活動するサークルやプロジェクトをピックアップして紹介します。輝く金沢大生CIRCLE&PROJECT部室には壁いっぱいの写真展示会に出す写真はみんなで選びます数々の大会に出場し,中には全国大会で上位入賞を果たす選手もいる陸上競技部。陸上競技が好きな約80名が日々切磋琢磨しています。平日は学内の陸上競技場,休みの日は西部緑地公園陸上競技場などで練習しています。短距離,中?長距離,跳躍,投てきなど,種目によって練習内容は異なりますが,1つのチームで活動しているという意識は同じ。週に5日の練習では,互いに声を掛け,励まし合いながら,部員それぞれが自身のハードルを乗り越えます。中?長距離ブロック長の宮崎大輝さん(数物科学類3年)は「これまで仲間と一緒に頑張ってきたことを思い出すことで,競技後半のつらいときも頑張れます」と語ります。個人種目が多いけれど,チームメイトがいて,互いに支え合えるのが陸上競技の魅力。どんなときも一緒に過ごしてきた仲間との強い絆は強さへとつながっているのです。毎年春に行われる北信越学生陸上競技対校選手権大会。大学の対校戦でもあるこの大会において,男女総合で共に表彰台にのぼることが部全体の大きな目標です。今年は男子が6位,女子が3位と達成まであと一歩でした。喜びを分かち合い,悔しさを共有することのできる最高の仲間と共に,これからも目標に向かって力強く走り続けます。祭りのにぎわい,満天の星,近所の野良猫…。何げない日常の1コマも写真部にとっては最高の被写体となります。特別な一瞬を切り取るためなら,長時間待ち続けることも,1つのものをいろんな角度から何枚も撮影することも苦になりません。撮影ではデジタルカメラやスマートフォンだけでなく,フィルムカメラも使います。部には,フィルムカメラの写真を現像できる暗室があるため,印刷時に細部を自分で調節し,好みの作品を生み出すこともできます。とびきりの1枚を手にするため,いろいろな工夫で自分のこだわりを表現できるのは,写真部だからこそ。「自分の伝えたいことが伝わるような作品を撮りたいです」と語るのは副部長の岡田茉まお緒さん(人文学類2年)。一人一人のこだわりは,各自の個性あふれる作品につながっています。毎週の集まりのほか,月に一度は,撮った作品を持ち寄り,互いの力作を見ながらみんなで意見を交わします。自身の作品への思い入れを語る彼らの表情は,とても生き生きとしています。作品は夏には学外展,秋には金大祭写真展などで披露されます。心に留まった瞬間を切り取り,こだわり抜いて表現した作品にぜひ触れてみてください。共に青春をかける仲間との強い絆が強さの源一瞬に思いを込めて1枚で表現するCIRCLE 陸上競技部CIRCLE 写真部真剣な面持ちで練習に励みますいくつもの壁を共に乗り越えてきた大切な仲間