先端X線分析により原発事故由来の不溶性セシウム粒子の生成?放出過程を解明
金沢大学理工研究域の山本政儀特任教授は,東京大学を中心とする,筑波大学や高輝度光科学研究センター,電力中央研究所などの共同研究グループに加わり,放射光を用いた先端的なX線分析により,福島第一原子力発電所(FDNPP)事故 […]
登録日:2020-8-5
光感受性物質の高感度AFM解析を可能にする広帯域カンチレバー磁気励振システムの開発に成功!
金沢大学ナノ生命科学研究所の福間剛士教授の研究グループは,光感受性物質の高感度原子間力顕微鏡(AFM)(※1)解析を可能にする広帯域カンチレバー(※2)磁気励振システムを開発することに成功しました。 液中AFMは,生物学 […]
登録日:2020-8-4
パーキンソン病の原因タンパク質「αシヌクレイン」の同種間?異種間アミロイド凝集の直接観察に成功!
金沢大学ナノ生命科学研究所の中山隆宏准教授,紺野宏記准教授,古寺哲幸教授,安藤敏夫特任教授,理工学域自然システム学類4年(研究当時)の名和真衣佳さん,カリフォルニア大学ロサンゼルス校のデービッド?B?テプロフ教授,昭和大 […]
電子反応を制御する有機触媒~創薬研究につながる複雑かつ嵩高い分子をつくり出す~
金沢大学医薬保健研究域薬学系の大宮寛久教授,長尾一哲助教,医薬保健学域薬学類6年の掛布優樹さんおよび4年の日下部真優さんの研究グループは,一電子(※1)が介在する電子反応を能動的に制御する有機触媒(※2)を開発し,これま […]
登録日:2020-7-29
人工知能を利用して慢性心不全での心臓死と突然死の予測が可能に
金沢大学大学院先進予防医学研究科の中嶋憲一特任教授らの研究グループは,慢性心不全の突然死のリスクについて,人工知能の一分野である機械学習を活用することにより,心筋交感神経イメージングによる交感神経活動の指標である123I […]
登録日:2020-7-20
破骨細胞?骨芽細胞間の情報伝達の仕組み解明に向けて
金沢大学理工研究域生命理工学系の小林功助教らの研究グループは,骨の代謝における破骨細胞と骨芽細胞(※1)の情報伝達が細胞外小胞(※2)を介して行われることを明らかにしました。 私たちの骨は,他の臓器と同様に,常に新陳代謝 […]
原子間力顕微鏡による可視化で細菌毒素の構造と作用様式を解明
金沢大学医薬保健研究域薬学系の倉石貴透准教授およびナノ生命科学研究所の古寺哲幸教授らの研究グループは,原子間力顕微鏡(※1)を用いて,細菌毒素の1つであるモナライシン(※2)の構造を解明し,病原微生物の毒素が持つ特徴を分 […]
登録日:2020-7-15
今月のNature Index 「Research Highlight」 “Research Highlight” on Nature Index of this month
世界トップクラスの研究成果を国?機関別にプロファイリングするデータベース「Nature Index」では,Nature Indexが選定した82ジャーナルに掲載された金沢大学所属の研究者の論文の中から,Springer […]
登録日:2020-7-13
がん細胞の運命を握る核膜分子輸送装置の内部構造「バイオフィラメント」のナノ動態の追跡に成功!
金沢大学ナノ生命科学研究所/新学術創成研究機構のリチャード?ウォング教授の研究グループは,ナノ生命科学研究所の中山隆宏准教授,古寺哲幸教授,安藤敏夫特任教授,ナノ生命科学研究所/がん進展制御研究所の大島正伸教授の研究グル […]
登録日:2020-7-7
自動運転において交通信号を遠距離から正確に検知するための新しいアルゴリズムを開発
金沢大学新学術創成研究機構の米陀佳祐助教と菅沼直樹教授らの研究グループは,自動運転自動車で活用される交通信号を遠距離から正確に検知するための新しいアルゴリズムを開発しました。 自動運転は,近い将来,私たちの生活に欠かせな […]
登録日:2020-7-1
131I-MIBG投与による小児神経芽腫の放射線治療の効果を明らかに
金沢大学附属病院核医学診療科の萱野大樹講師と医薬保健研究域医学系の絹谷清剛教授らの研究グループは,131I標識3-ヨードベンジルグアニジン(131I-MIBG)(※1)と呼ばれる放射性治療薬を用いた小児神経芽腫に対する放 […]
登録日:2020-6-30
細胞外小胞による神経膠腫の進展機構を解明
金沢大学ナノ生命科学研究所の華山力成教授,河原裕憲助教,医薬保健研究域医学系の中田光俊教授,筒井泰史特任助教の研究グループは,細胞外小胞(※1)による神経膠腫の進展(浸潤?転移)機構の解明に成功しました。 神経膠腫は脳腫 […]
登録日:2020-6-22
ゲノム重複が食虫植物の進化を牽引?モウセンゴケ科に属するコモウセンゴケ,ハエトリソウ,ムジナモの3種のゲノム解読により判明?
金沢大学学際科学実験センターの西山智明助教と,基礎生物学研究所/総合研究大学院大学のゲルゴ?パルファルビ大学院生,長谷部光泰教授,宇都宮大学の玉田洋介准教授,独国?ヴュルツブルク大学のライナー?ヘドリッヒ教授らの国際共同 […]
登録日:2020-6-18
マルチメッセンジャー天文学が宇宙暗黒物質正体解明への手掛かりに
金沢大学理工研究域数物科学系の石渡弘治准教授および先端宇宙理工学研究センターの有元誠助教らは,アムステルダム大学重力?宇宙素粒子物理学研究所(Gravitation Astroparticle Physics Amste […]
上皮細胞の脱離の力学的な仕組みを解明
金沢大学ナノ生命科学研究所の奥田覚准教授,大阪大学大学院理学研究科の藤本仰一准教授の共同研究グループは,上皮細胞脱離の力学理論の構築に成功しました。 上皮組織は,多数の細胞が密に並んだシート状の組織であり,シート内の各細 […]
海棲脊椎動物と穿孔性二枚貝の共生関係を示す化石を発見
金沢大学理工研究域地球社会基盤学系のジェンキンズ?ロバート准教授と早稲田大学教育?総合科学学術院教育学部理学科地球科学専修の佐藤圭助教は,白亜紀における海棲脊椎動物と穿孔性二枚貝の共生関係を示す非常に珍しい化石を発見しま […]
登録日:2020-6-17
原子サイズの凹みを持つ金属酸化物クラスターによる分極の誘発とアルカンの臭素化に対する反応性の制御に成功
金沢大学理工研究域物質化学系の菊川雄司准教授,林宜仁教授の研究グループは,立命館大学総合科学技術研究機構の片山真祥准教授および生命科学部応用化学科の稲田康宏教授,高エネルギー加速器研究機構物質構造科学研究所の山下翔平助教 […]
登録日:2020-6-16
登録日:2020-6-10
薬物代謝における補酵素UDP-グルクロン酸を小胞体に取り込むトランスポーターを同定
金沢大学医薬保健研究域薬学系の荒川大助教とナノ生命科学研究所の中島美紀教授らの研究グループは,肝臓内の薬物代謝において,SLC35B1と呼ばれるタンパク質が,UDP-グルクロン酸(※1)を小胞体(※2)に取り込む際のトラ […]
複数臓器細胞の循環培養によりヒト生体内における薬物動態の定量的解析に成功
金沢大学医薬保健研究域薬学系の加藤将夫教授と,東京大学および産業技術総合研究所の共同研究グループは,複数臓器細胞の生体模倣システム(※1)を用いてヒトの体内での薬物の動き(薬物動態)を明らかにする手法の開発に成功しました […]
登録日:2020-5-27