9月29日,夏期特別講義「地域創造体験実習A」の最終報告会を開催しました。
本講義は,金沢大学,立教大学,北陸銀行,NTTデータが協働して地域DXを実現する人財を育成し,その人財と地元企業とのマッチングにより地域を活性化することを目的としたものです。また,社会人に対しても,特別講義「ビジネスシミュレーション」として参加を募り,学生5名と社会人3名が3つのチームに分かれて,観光をテーマとする新規ビジネスの創発に取り組みました。
受講者は,8月29日から31日の3日間,立教大学とNTTデータが共同開発した新規ビジネス創発手法「DCAP」の講義を受け,その後,観光客への聞き取りやアンケート調査など,約1カ月にわたるフィールドワークを行い,最終報告の日に臨みました。
最終報告会では,「アプリで観光客と地元をつなぐマッチングサービス」「雨の日でも金沢を楽しめるレンタルきものショップ」「新しい観光の形をつくる観光ガイドサービス」などの事業化を見据えた成果報告が行われ,地元の旅館やホテル経営,観光行政,金融機関などに携わる審査員から,現場目線の,さらなる実装化へ向けたフィードバックがありました。
学生と社会人が協働して課題に取り組む過程では,スケジューリングなどさまざまな困難もありましたが,今後のビジネス化へ期待を感じさせる最終報告会となりました。
学生と社会人がチームで地域活性化の新規ビジネスを提案する特別講義の最終報告会を開催
掲載日:2023-10-10
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