7月13日,本部棟6階大会議室にて,第1回「ミライ?ソウゾウコンテスト@金沢大学」を開催しました。学内外から10組の学生?生徒が発表者として参加し,6名の審査員と約30名の観覧者に向けて,自身で考えた社会課題の解決アイデアやビジネスプラン,現在取り組んでいるプロジェクトなどを語るプレゼンテーションを行いました。
本コンテストは,自由な発想で創造性や意欲に溢れる若者のアントレプレナーシップを醸成するとともに,金沢大学から学生起業家をひとりでも多く輩出することを目的に実施するピッチコンテストです。
発表者は,自身の未来や社会?学校の未来,これからの社会のより良いビジョンを語る「想像部門」と,スタートアップ構想や事業の拡大に向けた計画等を発表する「創造部門」に分かれ,順にプレゼンテーションを行いました。発表者からは,数年後~数十年後の未来を見据えながら,ウェルビーイング?SDGsなどの観点から考えた社会課題解決のアイデアや,既存産業の技術?伝統文化の魅力などを最大限活用したビジネスモデルの拡大構想などを発表しました。
当日は,審査員として,和田隆志学長,大竹茂樹理事,仁志出憲聖氏(株式会社ガクトラボ 代表取締役),鈴木良介氏(Now Do株式会社 取締役副社長),武田泉穂氏(MVP株式会社 代表取締役),本学の学生起業家?村中さくらさん(人間社会環境研究科 経済学専攻)が参加しました。発表者からのプレゼンテーションが終わると,審査員からは,アイデアの着想経緯や発表者のバックボーンを深掘りする質問や,事業化に向けたフィードバック?アドバイスなどが寄せられました。
すべての発表者のプレゼンテーションが終了した後,審査員から講評として「どのアイデアも,金沢大学の,あるいは日本?世界の未来は明るいと感じさせられるプレゼンテーションだった」「これからの時代を見据え,自然環境や持続可能な社会にも配慮したビジネスアイデアとなっていたのが素晴らしい」「心が折れそうな時も,自分の原体験や情熱を忘れずに挑戦し続けてほしい」といった応援のメッセージが送られました。また,審査員による協議の結果,下記とおり受賞者を決定し,審査員を代表して和田学長から表彰状が手渡されました。
次回の「ミライ?ソウゾウコンテスト」の詳細は,融合学域のWebサイトや公式Twitterにてお知らせします。
以下,第1回「ミライ?ソウゾウコンテスト」の表彰者一覧(共同プロジェクトの場合は代表者の氏名のみ掲載)
【想像部門 最優秀賞】
?金沢大学融合学域先導学類3年 工藤柊真
【創造部門 最優秀賞】
?金沢大学理工学域生命理工学類3年 小堀良太
【審査員特別賞】
?金沢大学融合学域先導学類3年 石川悠
?金沢大学附属高等学校2年 吉岡真宏