6月14日,本学の融合学域観光デザイン学類の入学定員増構想が,文部科学省「令和6年度 魅力ある地方大学の実現に資する地方国立大学の定員増」事業に選定されました。これにより,令和6年度から観光デザイン学類の入学定員を35名増員し,55名とする予定です。
本事業は,「観光デザイン人材が活躍する“金沢モデル”」というコンセプトによる,「新しい観光」を見据えたデータサイエンス等の文理融合教育や,海外留学等も組み込んだグローバルな学びが特色です。また,産学官金連携として,観光振興の課題解決に学生の段階から参画し,県内の高等教育機関とも連携した学びを展開します。さらに,地域定着に向けた方策として,石川や北陸のフィールドを最大限に活用した実践型教育や新たな奨学金制度なども創設します。
こうした取り組みを通じ,石川県の重要産業である観光関連産業の発展,経済の好循環を創出するとともに,今後より一層,大学と地域が一丸となって,「新しい観光」を牽引する専門人材の育成により,地方創成に貢献していきます。
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令和6年度魅力ある地方大学の実現に資する地方国立大学の定員増の選定結果について(文部科学省)