ワイカト?学
2024年度 短期?その他 オセアニア〈ニュージーランド〉
(期間:2024年8月16日~9月22日)
体験報告
<国際学類2年>
私は、日常的に英語を話すことのできる環境に身を置きたい、スピーキング力を向上させたいと思い、今回の留学に参加しました。しかし、この留学を応募する際に家族に相談したり、留学について情報を集めている間、「1ヵ月だけでは短いのではないか」という声も聞き、参加するか悩んだことがありました。実際に留学を終えた現在は、1ヵ月間という期間よりも、その期間の中でどれだけ頑張ることができるかが大切だと感じました。そして、心から参加してよかったと思っています。留学先での1日の流れは、平日は大体9時~15時まで授業を受けて、それ以降はフリーというスケジュールでした。ニュージーランドは、日本と比較して1日のスケジュールが早く、6時に起きて、20時~21時の間には就寝する生活を送っていました。日本とは全く異なる生活スタイルでしたが、現地の生活に適応する力を養うことができました。授業は、少人数クラスだったため、会話の練習やみんなで参加することのできるゲームなど、アクティビティが多く積極的に参加することが求められました。そのため、留学を通して英語で発言することに対しての抵抗がなくなったと思います。また、生活面では、ニュージーランドのような多文化共生社会で生活することができたことも、とても貴重な経験でした。留学先のワイカト大学にも様々な地域にバックグラウンドを持つ学生がおり、彼らとの交流を通して、フィリピンやスリランカの文化についても知ることができました。今回の留学を通して、日常的に英語を話せる環境に身を置けたことでリスニング、スピーキング力を向上させることができたと実感しています。また、ホストファミリー、先生、クラスメイト、共に留学先で過ごした友人たちと出会えたことは、かけがえのない財産になりました。そして、今回の留学で得た経験をこれからの大学生活や、これから留学する人たちにも還元できるように頑張っていきたいと思います。
<人文学類1年>
私たちのクラスでは毎週特定のテーマについて、一人5分ほどのパワーポイントを用いたプレゼンテーションを行っていました。教科書の単元に沿ったテーマ内でそれぞれ興味のある内容を選び、各々パワーポイントと原稿を制作するという自由度の高い課題でした。他には、旅行プランのチラシを各自で作って英語で旅行会社のエージェントと客という体でデモンストレーションを行いました。また、大学の図書館を使わせて頂き、読みやすい英語の本を借りてレビューをするという課題もありました。通常の英語の授業に加えて、マオリ族の文化について学ぶ授業が二週目にあり、そこでマオリ族の歌を学んだり、棒を使って歌に合わせて演奏したりとさまざまなことを学びました。ワイカト大学のキャンパス内探索や毎週木曜日に行われていた無料のEnglish clubなどで有志の現地学生の人たちと交流ができ、ハミルトンのおすすめスポットやニュージーランドの美味しいお菓子なども紹介してもらいました。プログラム内に彼らとの交流ができるボウリング会なども含まれているので仲良くなることができました。彼らは日本に興味があり、積極的に質問してくれるほか、私たちの英語が拙くてもゆっくり聞いてくれるため、こちらも焦らず言いたいことを伝えられました。クラスには日本人だけでなくさまざまな年齢や国籍の人がいました。日本人ばかりだと日本語で話してしまいそうだなと思っていましたが、私たちのクラスにはスリランカ人の人と中国人の人がおり、彼らと意思疎通を図るためにも半強制的に英語を話さざるを得ないという状況に置かれたことで、英語で表現して伝えるのが上手くなったと思います。スケジュールも自由度が高く、休日には自分たちで計画するなどしてさまざまな場所に出かけ、英語だけではなくニュージーランドについても理解と見識を深められる、素敵な経験でした。
<学校教育学類1年>
私は、今回のファーストステップinニュージーランドの留学を通じて、留学前に設定していた目標を達成できた上に、人生においてかけがえのない体験や仲間を得られたと思います。まず、留学前に設定していた目標についてですが、私は未来の子供たちにより実践的な英語を教えるために「生きた英語」を学ぶことを目標として今回の留学に挑みました。私のホストファミリーは二人暮らしのご夫婦だったのですが、奥様がフィリピン出身の人で東南アジアの独特な発音に最初は苦労しましたし、大学で知り合ったスリランカの人の発音にも苦労しました。さらに、ニュージーランドでの方言のようなも授業で教えてもらうまでは全く分からずに苦労しました。上記の発音や方言こそ「生きた英語」であり、結果的に、最終日に近づくにつれて、だんだんとわかるようになってきたので、5週間で十分に「生きた英語」を学ぶことができたと感じています。次に、留学先での体験や仲間についてです。留学先で、学校がない休日や放課後は積極的に出かけるようにしていました。なので、学校の周辺や少し離れた都市部などで日本とは一風変わった風景、建物、食べ物、人を楽しむことが出来ました。また、同じクラスになった同じ金沢大学の生徒や、同じ日本から来た他大学の生徒、日本以外の現地の生徒たちと交流する機会を存分に用いて友達をたくさん作ることが出来ました。以上から、今回のファーストステップinニュージーランドの留学を通じて、目標を達成し、仲間をたくさん作ることが出来たと思います。
<電子情報通信学類3年>
ニュージーランドは、自然が多く滝や動物園など広大な自然を利用した施設が多かった。大学では、私が受けた授業は英語で話すことに焦点を当てていて、その力を伸ばしたい私にとってはピッタリな授業だった。自分は金沢大学のグループのリーダーだった。リーダーは1週間に1回現地の大学の先生とミーティングをしてその内容をグループ全員に伝えるという仕事があった。ミーティングはもちろん英語で行われるので大変だった。他にも、最終セレモニーのときや様々な場面でみんなをまとめる必要もあったため、大変だったがとても力がついたと感じたのでリーダーになってよかったと今では心から思う。せっかくの機会だったため、最終セレモニーでの英語のスピーチにも挑戦した。これは、お世話になった先生方やホストファミリーを式に招きその中で代表者一人が英語でスピーチをするというものである。英語を主に使う人々の前で英語でスピーチをすることはめったに体験できることではないため、してよかったと感じている。自分や他のメンバーのホストファミリーと先生方にスピーチがよかったことを褒められるとうれしく、時間を作って一生懸命練習してよかったと思った。今、留学を迷っている人がいたら留学することを勧める。英語があまり伸びないかもしれないと思っている人は、日本で事前に学習して基礎をばっちり固めておくと英語を使って生活することに集中でき英語をスムーズに使えるようにたくさん練習することができる。一番そのように感じたのは現地のコンピューターサイエンス専門の大学生と話したときである。スラスラと英語が出てきて会話を成立させることができてとてもうれしかった。また、英語以外で身につく力もとても多い。私は自宅から大学に通っているため親元を離れたことがなかった。そのため、精神的にとても強くなったと感じている。私のホストファミリーはホストマザー1人だったため、1対1で会話をする時間がとても多くコミュニケーション能力も向上したと確信している。迷っている人はとにかくやってみるということをおすすめする。
持って行くとよいもの!
?ティッシュ、スリッパ、折り畳み傘、ドライヤー、爪切り、ウェットティッシュ、お土産(お箸、折り紙、お菓子)、体温計
?冬でとても寒かったため持って行って便利だと思ったものはカイロ、スリッパを持っていくこともおすすめ
研修費以外にいくら必要?
?10万円弱
?2~3万円程 クレジットカードで支払うことができたので、現金はほとんど使いませんでした、
ワイカト川